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2021/07/11 00:00

誰にだって還る場所はある。でもその場所への行き方は、あなたしか知らないーー

そんなパンチを悠実さんからメッセージでもらったのは、黄色くなり始めたプラタナス葉から雨しずくがポツポツ落ちる黄昏時でした。
と、エツケビトは風流に回顧していました。


2020年に発表した悠実の曲の中で、音×絵の世界がファンタジーを通り越して突き抜けていった曲といえばこの「繭」。
全ストーリーはインスタグラムにてご覧いただけます。(読んで頂かないとこの先おはなしやこのデザインの価値はわからなくなります)


とにかく曲も絵もストーリーもすべての世界観がひときわ独特です。
それでありながら、「タオルで包む」とか、「煩わしい影」や「逃れることができない正体」だったりと......
日常目にするモノがリアルに物語に絡んでいて、奥行というか少し衝撃。個人的には日常に対し危機感に似た感情を覚えた次第です。


さて、それだけの世界がTシャツデザインになると、こうもまた不思議に生まれるのだから見ていて楽しいです。



題して「Return SILENT PLACE」。鳥籠を乗せて遡行(そこう)する舟はいったいどこへ「還る」のでしょうか?
物語の前か?それとも後か?そんな深みをあたえつつ、プリントされた絵はなんとも着やすさを追求したデザインです。

胸部中央より少し上部にプリントすることにより、ヴィンテージ感をだしたかったのだとか.......配置位置、プリントの大きさ、ボディ素材までを徹底的にデザイナーがこだわったTシャツです。

ボディは杢グレーのほかに、アッシュ。少しくすんだティストが渋めに着れますね。着こなし次第ではWHITEより夏っぽくなる!?



此処にはただ 必要な言葉も  嘘も音も色も感触もない
私を傷つけない 私も傷つけない  そんな…処さ
(繭/悠実 より)


__ どんな処を描かれますか?
「繭」 ダウンロード・ストリーミングはこちらから。


以上、Return SILENT PLACEでした。